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         一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
            【号外 】 発行日:2009年1月20日
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目次
  ●塾生メディア登場のご紹介

【1】木村聡さん(10・15・17・19期生)「日経新聞」神奈川版
        「湘南サドベリースクール」2008年4月創設 

【2】菊地真紀子さん(21期生)「東京新聞」東京版
        東京・大田区「子育て家族応援わいわいEXPO」実行委員長

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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
メディアで紹介をされた一新塾生の活躍をご紹介させていただきます!

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【1】木村聡さん「日経新聞」神奈川版に!
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 木村聡さん(10・15・17・19期生)が本日1月20日の日経新聞 神奈川版
に掲載されました!
  木村さんは昨年4月に「湘南サドベリースクール」を創設されました。
(記事中の「知り合いの大学生」も一新塾生です)
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フリースクール 新たな姿 〜子どもの自治 重視

湘南サドベリースクール ファウンダー
木村聡さん

 七歳の長男を頭に四人の子どもを持つ木村聡(36)は、妻の由紀(31)と
ともに昨年四月、四歳から十八歳までの子どもを対象にしたフリースクール
「湘南サドベリースクール」をつくった。ファウンダー(設立者)として、
育った神奈川県茅ケ崎市で理想の教育を実現しようと試行錯誤の日々だ。

 日当たりの良い高い天井の部屋に子どもたちの笑い声が響く。木村の自宅
を兼ねる校舎は、午前九時から午後三時までが授業時間だ。サドベリースクール
は約四十年前、米国東海岸のボストン郊外、サドベリーバレーで始まった
教育方法。子どもたちの自由と自治を重視し、勉強する内容や時間、掃除の
方法などのルールをすべて自分たちで決めるのが特徴だ。

 木村がサドベリーに出合ったのは二年半前、塾講師や家庭教師をしていた
時だ。知り合いの大学生から「こんなものがある」とサドベリーバレー
スクールの本を紹介されたのがきっかけだ。

 それまでの木村の人生は迷いの連続だった。高校卒業後、父の母校でも
ある東京大学に入学。ラグビーに夢中になりながら迎えた就職活動では
やりたいことが見つからず、結局、学科推薦でNECに入社。スーパー
コンピューターの販売支援の部署に配属された。

 しかし「このままの人生が続いていくことを受け入れられなかった」
と一年で退社。実家の自室にこもり、朝から晩まで何の目的もなく
ネットサーフィンする日々が始まった。半年くらいたち、「このままだ
と自殺してしまいそう」という恐怖がわいた。大学生活の最後に参加した
ピースボートで出会った現在の妻、由紀を思い出した。

 当時十九歳ながら参加者同士のいさかいを仲裁していた由紀。「パワー
をもらいたい」と電話をかけ、再会すると一気に恋に落ち引きこもりから
脱出。由紀の実家近くで、家庭教師などのアルバイトで自活を始めた。
2000年に結婚、翌年には長男が誕生した。

 サドベリーの理念は、子どもたちを完全に信頼すること。「何かが必要
だと思えば、子どもたちがルールを作る」(木村)との考えから、カリキュラム
や決まりが全くない。例えば学校が終わる午後三時までに掃除が終わらな
かった時は、全員で話し合い、始める時間を一分単位で早める。

 長男らを通わせていた自然に囲まれた保育園を気に入っていた由紀も、
「『人間本来の成長する力を重視する』というサドベリーの理念に共感した」
と話す。二人で日本に学校を開くことを決意し、茅ヶ崎市内の木村の実家の
敷地に建てた自宅で開校にこぎつけた。

 「日本中で、この教育を受けたいと思う子が受けられるようになれば」
と木村。第一歩を踏み出したばかりの夢を、これから大きく育てるつもりだ。

【「日本経済新聞」神奈川版「神奈川を駆ける」 2009年1月20日】
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【2】菊地真紀子さん「東京新聞」東京版に!
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 菊地真紀子さん(21期生)の活動が「東京新聞」東京版に掲載されました!
菊地さんは一新塾第21期で「ギャングエイジシェアリングキャンプ」プロジェクト
を立ち上げ。現在、東京・大田区の、「子育て家族応援わいわいEXPO」の
実行委員長して6月24日のEXPOの成功に向け奮闘中です。
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  子育てしやすい まち目指せ 大田の支援団体

 大田区内の子育て支援団体が六月十四日、親子が楽しめるイベント
「子育て家族応援わいわいEXPO」を、エセナおおたとキッズな大森(大森北)
で開く。実行委員ら約六十人が十七日夜、区役所で顔合わせし、イベントを機に
子育てしやすいまちづくりを進めようと気勢を上げた。 (松村裕子)

 EXPOは、昨年六月に子育て中の母親が自分たちが楽しむために開いた
イベントの成功を受けて計画。親子が楽しむだけでなく、民間非営利団体
(NPO)や企業、商店街、学校など参加団体がネットワークをつくり、
行政へ働きかけるなど、イベント後の活動も視野に入れる。

 子どもの遊びコーナー、親向けミニ講演会、市民団体の活動紹介、バザー
などを予定。世界の子どもたちのため、書き損じたはがきを集める運動も準備
と並行して行う。

 菊地真紀子実行委員長は「みんなが子育て中の家族を応援し、子どもを
見守っていることを、これから子どもを産む人たちにもアピールしたい。
イベント後も活動を広げたい」と話している。

 問い合わせは実行委員会=(電)03(6912)9540=へ。

【「東京新聞」東京版 2009年1月19日】
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