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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第207号】 発行日:2005年10月4日

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目次
■ 『9・11衆議院選挙アンケート調査を実施して』                 
                       近藤裕己氏(一新塾第9期)

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。

昨日は、シンポジウム『公民起業家〜市役所内のアントレプレナーの
可能性』 を開催し、公務員の方、一般市民の方、併せて50名近い方
にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

パネリストの志木市の尾崎さん、横浜市の齋藤さん、そして霞ヶ関から
お越しいただいた坂本さんからは数々の知恵のお言葉をいただきましたが
新しい価値やサービス創造を、“現場で”一歩を踏み出し、切り拓いて
こられ た力強さを感じました。

「公民起業」とは、破壊と創造によって新しい価値やサービスを産み出す
ことだと思いますが、これは“市民との協働”によってこそ可能であると
実感いたしました。 パネリストの方々が、それぞれの現場で一大奮起し
“一線を越える”活動を されてきたように、私たちも、自らの所属する
業界や、地域などの現場で、 一線を越える。その先に市民と行政との
新しい協働の姿があるように思います。

さて、今回は先日の「9・11総選挙」にて市民の立場でアンケート
調査を 実施された9期生の近藤裕己さんよりレポートをいただきました
のでご紹介 させていただきます。この取り組みは東京新聞・中日新聞
でも紹介されました。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20050904/ftukur000.shtml

なお、10月13日には一新塾にて政治学者の曽根泰恭氏をお迎えして
公開講座『9・11総選挙を総括する』を開催いたします。
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html


塾生活動レポート□■■■□□■■■□□■■■□□■■□■■
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□  9・11衆議院選挙アンケート調査を実施して
 
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9期生 近藤裕己

1.活動までの経緯   

一新塾名古屋組では主体的市民活動として数々のプロジェクトを企画
しているが、その中で『納税者の権利プロジェクト』と『投票率アップ
プロジェクト』の2つのプロジェクトを選挙に向けて実施することになり
議論の末、選挙の前日に「選挙に行くかどうか」や「郵政民営化の賛否」
などを直接お聞きするアンケート調査を実施することになりました。

そして、アンケートに答えて頂いた方には、国の税金1万円の使い道 が
一目でわかるようわかりやすく図式化したペーパーをお渡しすることで
選挙投票への呼びかけとともに、税金の使い道に関心を持ってもらおう
と思いました。

そこで、9月10日、投票日の前日に愛知万博会場と名古屋駅前で税金の
1万円の使い道図を描いたTシャツを着て、6名のメンバーでアンケート
調査を実施しました。

2.実施概要  

日時:2005年9月10日(土)AM8:30〜AM9:30  AM11:00〜AM11:30,
              PM1:30〜PM2:00  
参加者:岡野恭太郎、大藪和雄、百田昌弘、番 聖仙、宮田久司、
    近藤裕己(一新塾名古屋組)/敬称略

場所:愛知万博会場北口出入口付近、名古屋駅前(ナナちゃん人形前)

調査方法:税金1万円の使い道Tシャツを着ての調査員による口頭での
      聞き取り方式  調査目的:国民の選挙参加への呼びかけ及び
      税金の使い道を考えてもらう為の情報提供

3.アンケート調査結果   

愛知万博会場で1時間、名古屋駅前で1時間という短い時間にも関わらず
229人から回答を得ることができました。特に万博会場では尋ねた人の
9割以上が回答してくださいました。中には1万円の図を熱心に見ていた
だいた方や、「今回の選挙は必ず行くよ」と声をかけていただいたり、
こちらも、市民の方の声を直接聞かせていただくことができ大変有意義な
時間を過ごせました。

他のメンバーも皆、口を揃えて楽しかったという感想を口にしていました。
今回のアンケート結果の詳細は以下のホームページ
で記載していますので
ご参考にしてください。
http://www.jermap.com/marketing.html

4.今回の活動の成果   

今回の活動の最大の成果は言うまでもなく、名古屋組のメンバーで短い
準備期間で、集中して議論し「税金1万円の使われ方」の図を「Tシャツ
にプリントしよう!」というアイデアが生まれたり、アンケートの項目
や配布チラシの詳細などを皆で決めていき、当日は短い時間の中で
229人から回答を得たことと、Tシャツやチラシなどで少なからず税金
の使い道に対する国民へのアピール活動が出来たことである。

これは一新塾名古屋組がこれから始まる社会変革へ向けての主体的市民
活動としての第一歩に過ぎないが、企画から活動までわずか2,3週間
という時間にもかかわらず、これまでの議論の場からさらに前に一歩踏
み出し、結果を残せたことは大きな意義があると思っている。

5.今後の活動及び皆さんへのメッセージ

Tシャツを着てのアンケート活動は今後も行っていければと思っている。
今後は税の使い道について考えるアンケート等を行う予定である。  

また、地元のお祭りやスポーツ(マラソン大会)などでTシャツを着ての
アピール活動など! 税の使い道に関心を持っていただくPR活動は常時
進めて行きたいと考えています。

こうした市民活動は誰でも気持ちさえあれば出来るものです。
是非一緒にTシャツを着てPR活動に参加しませんか?



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