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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第185号】 発行日:2005年5月10日

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▼目次
■『主婦こそ、主体的市民であれ!』道畑美希氏(第6期生)

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皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は説明会で名古屋、大阪に行ってまいりましたが、様々な方々
との出会いの 中で、これまで大いに幅を利かせてきました
企業社会から地域社会へ重心の 移動が始まっているのだという
ことを実感させていただきました。
「変化しないことによるリスク」の時代の到来でしょうか?
さて、今回は主婦として、また、起業を通じて食の世界の変革
に挑戦されて いる6期生の道畑美希さんのメッセージをご紹介
させていただきます。

一新塾生の活動レポート□■□■ ■■■□□■□■ ■■■■■
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    主婦こそ、主体的市民であれ!

■■■□□■□■ ■■■□□■□■□■□■第6期 道畑美希


こんにちは!一新塾第6期生道畑美希です。
先日もOB・OG、現役生交流イベントに参加しましたが、塾生の
皆さんの変らぬ熱気、活気にたじたじの一日でした。

さて、私は、現在食品の業界で、販売促進や商品開発などを生業
としております。ご興味ある方は、HPをご覧ください。
http://www.foodbiz-net.comうるさく吠えているおばさんと
  ご理解いただければ幸いです。)

■食から見える世の中

食は、身近なものですが、意外にも政治や社会問題に広く深く
関わっています。近いところでは、BSE発生後のアメリカ産
牛肉輸入再開の問題を思い出して頂ければ、よくご承知の通り
であると思います。このように、食というものを通じて、世の中
のおかしなことが見えてくるものなのです。

例えば、この数年食の安全について騒いでいましたが、マスメディア
の情報にのみ翻弄され、ただ間違った安全を求めるばかりの愚かな
消費者の姿です。食事をするときも、主体的市民であれ!とは
言いません。でも、安全を求めるなら、正しい知識を身に付ける
努力をし、自ら選択する力を養う必要があると思います。

人任せでは何も変らないのだと。これが、私が一新塾でも学んだ
こと、そして、後に続く人たちに伝えたいメッセージです。

■一新塾との関わり   

私が一新塾の関わりは、出産育児を機にスローダウンしていた仕事
もそろそろ本腰を、と思っていたときに、新聞で一新塾の広告を
見つけました。なんでも、そうそうたる講師の人たちの話を間近に
聞けると、これはお得だ! (決して安くはない値段ですが、振り
返っても、やはりお買得だったと思います)と、即座に申込み、
約半年ほど、毎週夕ご飯の支度を終えてから出かけたものです。

どの講師のお話も刺激的で、実践からでてくる言葉は、
ひとつひとつ
重みがあり、充実した内容でした。
なかでも印象深いのは、グループでひとつの政策提言を作り上げて
いくという課題。私たちのグループは、教育をテーマに、資料を調べ
自分達の思いを提言に落とし込む作業を進めていきました。

今思えば、ただのひらめきともいえる企画を紙に書いたにすぎま
せんでしたが、自分が今まで関わったことのない領域での、ひとつ
ひとつの作業が新鮮でした。

また、グループ、特に、職業や年齢を超えての幅広いメンバーでの
議論は、通常の仕事では味わえないおもしろさでした。

■こどもの学校選び

教育をテーマに政策提言までやってはみたものの、自ら行動を起こす
までには至りませんでしたが、こどもの学校選びは、一新塾との
つながりが非常に深いものがありました。

この活動の中で、出会ったラーンネットという学校(立ち上げられた
のは炭谷俊樹さん、元マッキンゼーで大前研一氏つながりです。)
と同じ理念でつくられた学校(東京コミュニティスクール)に息子を
通わせています。公的には学校と認められていない学校でもあり、
いろいろな問題がつきつけられます。
(これについては、また別の機会で)

このような学校に通わせる不安、リスクも大いにありますが、
親である自分が責任をもち、学校を選ぶという、これも、主体的市民
として行動を起こすという、一新塾で学んだことに他なりません。

主婦や女性が、日々直面する食や教育の問題、突きつけられた課題に
対し、流れに流されず、自分の考えをもつ、そんな“主体的主婦”
が数多く輩出 することを一新塾に期待します。

 
     


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