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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第170号】 発行日:2005年1月11日

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▼目次
■『次世代に良い遺産を残せる主体的市民を目指して』
真保俊治氏(一新塾第11・13期)
■ イベントのお知らせ
「一新塾入門ワークショップ〜新しい社会の問題解決手法を体験!」
【名古屋】2005年1月15日(土)13:30〜18:00
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メルマガ読者の皆さま、新年おめでとうございます。
事務局の森嶋です。
いよいよ2005年の到来です。
皆さまはこの一年、どんな抱負を持たれていらっしゃいますでしょうか?

一新塾は、今年は気合が入っております。2005年を生活者主権元年と定め、
『自ら理想の社会ビジョンを描き、私たちの手で実現させる!』を胸に、
さらなる飛躍を目指したいと思います。
まずは、2月の一新塾有志による韓国視察で、国境を越えて草の根交流を
スタートさせます。
さらに、大阪講座・名古屋講座 の立ち上げに挑戦して
いきたいと思います。

それでは、本年も一新塾と一新塾ニュースをどうぞよろしくお願いいたします!
さて、2005年第一回目のメールマガジンでは脱サラして商店街に飛び込み、
愛知県刈谷市でまちおこしに奮闘されている真保俊治さんより届きました熱い
メッセージをご紹介させていただきます。

一新塾 塾生活動レポート□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■
     次世代に良い遺産を残せる主体的市民を目指して
□■■■□□□■■■□□□■■社会起業家コース 11期、13期 真保俊治

■目覚めた時が旬、新たな価値創造に向け即行動する
高校時代に血が3分の1なくなり、大学時代に交通事故で1ヶ月意識混濁、
社会人生活でガンになる。
3度命を救われやっと自分の進む道を歩み始めた。41才で目覚め、即、
会社を辞める事からスタートし、約2年。
全く人脈も基盤も何もない地域で活動を始め、まずはボランティアで商店
街活動中心にまちづくりに関わり地域の課題探し、ネットワーク作りをし
た。そして新たな価値を創造する事業構想している。

■地域パワーを結集できる場が要る
地域に入って感じる課題は、他力本願による活動が多い事である。
自力の人も勿論居るが、少数。
もっと多くの人が自分の為に地域を賑わす施策を考え、自ら実行できる場を
創ることが必要と考える。
この結集できる場には、自らの思いを自らの責任において実現できる機能を
有する必要がある。
そうなれば地域はさらに賑わう。

■場には社会性と持続性が不可欠
ここで、大事なことは、社会性の高い事業を目指すべきである。地域の多く
の人が共感できると考える。
もう一つは自分自身のボランティア活動経験から、社会性のある活動は協力
を集めやすいが、活動には様々な組織や団体に資金力を借りても持続性の面 
で限界があり、事業化による活動の持続が不可欠である。

■地域の資源で地域を賑わす会社をつくる

前述の狙いを実現する会社を、今春を目標に行政・商工会議所・商店街と
連携し検討している。具体的に『(仮称)まち賑わす社』 を立ち上げる
べく毎日奮闘している。商店街を中心に運営予定。
地域から株式形式で少額でもより多くの人より資金集めし、地域の力で地域
を賑わす会社にする。
自分たちで投資した自分たちのまちを賑わす狙いを持つ会社を良くしたいと
思うのは当然であり、現段階では、ベターのアイデアと考えている。色んな
施設などとのコラボレートも積極的に進めたい。
今はこの会社形態を考えているが日々進化(変化)させて地域の活動のポテ
ンシャルを高めて行く。

■理念を持ち、熱意を持ち、しっかりと自分のスタンスを持つ
地域での活動では、自らの理念をしっかり持ち、また、自分のスタンスを
しっかり持つ。これは非常に重要。地域との協働を考えるあまり自分のやり
たいことがおろそかになってはならない。自分が強くやりたいと思う事で
活動は継続する。また、自分のスタンスを明確にしておく事が必要不可欠で
ある。僕の場合は、このスタンスは奉仕(ボランティア)を通じ自他ともに
経済的に自立できるように事業化することである。
単なる無償の人助けではない。これは肝に銘じ人と接し、議論し、事業を具
現化して行く。

■主体的市民とは
     自分の内面に課題を見出し解決する人であると考える

あくまで事業は手段。自分の理念とそれの実現に向け継続するために如何に
モチベーションを維持するか。
これが最大の課題。答えは常に自分の意識下にある。これを解決すれば良い。
非常に簡単であると思う。
社会を批判することは簡単だが、それは自分自身の問題であると認識して、
自分の内面の課題を解決するために自ら対策を実行するだけで良い。さすれば、
不要に他の感情を煽ることなく、逆に自らの行動をより強化する事ができる。
これがクリアできれば21世紀は次世代へ良い遺産が残せる。
自分自身の心構えで全ては解決できる。ただしこれを浸透させることは簡単で
ないとは思っている。
これが僕の大きなテーマであり、主体的市民の姿と思っている。
留まることのない進化を続けて行きたい。




   



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