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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
        【第101号】 発行日:2003年9月8日
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【目次】
 ●草の根からの生活者維新レポート
  「『土曜・日曜 協働日宣言』〜土日開庁の市役所の現場視察から」
                 寺本克彦氏(12期政策提言コース)
 ●お待たせしました!第13期 塾生募集開始 11月1日開講
   ・一新塾「行動実践型教育」説明会(9月10日・19日・21日ほか)
   ・まもなく開催!地方説明会(名古屋:9月12日・大阪:9月15日)
   ・福岡サロン開催!片岡勝氏来場(9月18日)
   ・映画上映会「チョムスキー9・11」(9月21日)
   ・映画上映会「 home 」(9月28日)
      
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一新塾メールマガジン読者の皆様、こんにちは。事務局の森嶋です。
 今回は、塾生の現場視察の報告です。各チーム休日を返上しての現場視察が
 続いています。今回は土日開庁の市役所を視察したチームをご紹介させてい
 ただきます。「せっかく土日を開けているのに市民が活用していないのは
 もったいない」との思いから提言活動が始動しました。        
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『土曜・日曜 協働日宣言』
     〜土日開庁の市役所の現場視察から〜

 
                         寺本 克彦氏
                       (12期政策提言コース)
  私たちは、自治体施策と住民ニーズのマッチングについて、その課題抽出
 のため、土日窓口開庁の市役所において、現地調査を行いました。
  その結果、土日開庁は、行政サービスの向上、職員の意識改革等々で成果
 をあげてはいますが、協働の意義が叫ばれる今日に,行政サイドだけの変革
 にとどまっており、一言で言えば、非常にもったいない現状と認識しました。

  どうせ役所を開けるんだったら、もっともっと利用できる仕組みを作り、
 行政と市民の協働を推進し、両者による地域社会の運営を目指すへきではな
 いか。これが私たちが現地調査を終えて帰る道すがらの一致した感想でした。

  そこで私たちは、土日開庁が、職員の意識改革等、ひとつのステップアッ
 プとなっていることをふまえ、土日を協働のきっかけづくり日として位置付
 け、行政には住民の視点を、住民には地域経営への関心を高め、地域経営に
 参画する機会を提供することとし、土日の役所のスペースをとことん活用す
 る手法と、徹底したローコストによる開庁手法の2本だてのシステム論(且
 つ運動論として)、『土曜・日曜 協働日宣言』の検討をすすめることと
 しました。

  一つ目のとことん活用する手法には、各種の協働プログラムの提案を考え
 ています。基本は協働経営であり、現状の行政システムでは困難なもの、効
 果が期待できないもの等のアイデアを列挙してみます。
  ・市民による生涯学習センター
  ・市民による地域文化センター
  ・市民による情報収集・発信センター
  ・市民によるまちづくりセンター
  ・市民参画のビジョンづくり、計画づくり、事業検討、行政評価等々、
   各種行政過程への主体的参画

  二つめが,とことん活用のための土日開庁システム。より多くの自治体で
 の取り組みを推進するため、どうやって、ローコストで協働日開庁を進める
 か、住民経営の第一プログラムとしても、住民による自己責任による自己管
 理、活用等のアイデアについて列挙してみます。
  ・協働プログラム展開の総括市民組織、協働委員会の自主管理
  ・窓口業務開設のため出勤する職員との連携による管理
  ・OB、学生インターン等の活用
  ・協働委員会の窓口も併設し、補完
  ・窓口サービスについては、土日料金の導入
  ・協働プログラムについても、利用料の徴収
  ・協働カード等のセキュリティー対策

  最後に一番簡単で、一番有効で、多大な効果を生み出すシステムとして、
 公務員を協働ボランティアに引っ張り込み,養成するというのはどうでしょ
 うか。

  個人としてではあるが、公務員が参加することにより、セキュリティーの
 向上はもとより、各種情報の活用、行政連携が推進されます。『協働ボラン
 ティア推進員』等,その気にさせるネーミングも含めて,制度化を検討した
 いと考えています。

  現段階で,思いつくままを列挙しましたが,各種の課題,ニーズをさらに
 掘り下げて研究,検討することにより,『土曜・日曜 協働日宣言』をど
 こでも活用できる汎用的運動論・システム論として確立できれば,日本社会
 のパラダイムシフトの役割を担えるのではと,メンバーは意気込んでおりま
 す。先輩諸氏のご指導,ならびに共感いただける方の積極的ご参加を期待し
 ています。

 

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           9月18日 福岡サロン開催!
           〜市民のつくるマニフェスト〜

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 一新塾代表理事の片岡勝氏から「福岡から具体的なアクションを生み出す
 ためにサロンをやろう!」とのことで、以下の通りサロンを開催します!
 事務局・森嶋も東京から駆けつけます!
 九州地方の皆さま、ぜひご参加下さい。
   日 時:9月18日(木)19時〜21時半
   場 所:「ウォーターリリー」
      福岡市早良区百道浜2-4-27 AIビル1階
      TEL 092-833-6100
   目 的:具体的なアクション実現のためのサロン
   テーマ:「市民のつくるマニフェスト〜地域ビジネス先進発掘隊から市民
        政策マーケッテイングまで」
ねらい:福岡から市民による変革モデルを生み出し日本変革のトリガーを
    引くためのキックオフミーティングとする
   参加者:片岡勝氏(一新塾代表理事・市民バンク代表)
渕上高当氏(シンクタンク九州理事長・FM MIMI代表取締役社長)
   神吉信之氏(シンクタンク九州理事・ジャーナリスト)
     一新塾福岡メンバー
     シンクタンク九州メンバー
     平成維新を実現する会メンバー
     大学生 ほか
   申 込:末尾の申込フォーマットよりお申込ください。

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  一新塾 映画上映会
         「チョムスキー9.11− Power and Terror」

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 アメリカの外交政策を静かに批判し続ける反骨の知識人ノーム・チョムス
 キー。9.11テロ、アフガン戦争、イラク戦争。今、もっとも求められてい
 る言葉を21世紀の知の巨人が誰よりも明解に語ります。
 また、監督のジャン・ユンカーマン監督は第13期講師として12月3日に
 ご講演をいたいただく予定です。
  ■映 画 「チョムスキー9.11− Power and Terror」
   日 時 :9月21日(日曜日) 14:00〜15:45
   会 場 :一新塾セミナールーム
   参加費 :1000円(会場にて承ります)
   申 込:末尾の申込フォーマットよりお申込ください。

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 一新塾 映画上映会
                 「 home 」
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7年間引きこもっている潔癖症の兄、そんな兄を抱え苦しんでいる鬱病の母、
末期ガンの祖母。そして、家を離れた父。映画『home』は、監督・小林貴裕氏
がカメラを媒介として失いかけた自らの家族との関係性を再構築していく過程
を描いたドキュメンタリー作品です。「ひきこもり」「家族」「個」といった
現代日本社会が抱える課題が克明な映像に凝縮された衝撃作です。
  ■映 画 「 home 」
   日 時 :9月28日(日曜日) 14:00〜15:45
   会 場 :一新塾セミナールーム
   参加費 :1000円(会場にて承ります)
   申 込 :末尾の申込フォーマットよりお申込ください。

*************<申込フォーマット宛先:iss@isshinjuku.com>****************
■東京説明会に申し込みます
 ( )9月10日(水)
 ( )9月19日(金)
 ( )9月21日(日)
■名古屋説明会に申込みます
 ( )9月12日(金)
■大阪説明会に申込みます
 ( )9月15日(月・祝)
■一般公開講座に申し込みます
 ( )9月18日(木)福岡サロン
 ( )9月21日(日)映画上映会「チョムスキー9・11」
 ( )9月28日(日)映画上映会「 home 」お名前:                       
ご住所:                         (〒    )
TEL: FAX:
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